ホーム床暖房Q&A>安全編

 

低温やけどの心配はありませんか?

全く心配がないとは言い切れません。カイロや電気カーペットと同じように、人体が直接加熱面に接する場合は、たとえ低温であっても長時間接触していると、身体に支障を来す場合があります。同じ場所で長時間寝ころんでいたりしないようにしてください。
※低温やけどは、人体と接触する床面温度と接触時間により決まります。一般に低温やけどが始まる温度は約42℃といわれています。
床暖房に関するJISでは、44℃-6時間、45℃-3時間、55℃-30秒という記載があります。

重い家具を置いても大丈夫ですか?
ベットなどの日常必要な程度の重さは、圧縮荷重に耐えられるようになっているので大丈夫です。
ただし、床暖房を効果的に使うために床上5cmくらいの足つきのものにして空気が流れるようにして下さい。
※施工の前に、家具などのレイアウトを十分お打合せください。
水をこぼしても大丈夫ですか?
コップの水をこぼすくらいは問題がありませんが、大きな花瓶の水をこぼしたようなときはすばやくふき取ってください。
熱で床がゆがんだりしませんか?
心配はありません。特に仕上材を木質フローリングにする場合は、床暖房用をご使用ください。
床暖房の床にカーペットや座布団を敷いても大丈夫ですか?
床暖房部分には、カーペットや座布団など放熱を妨げるものを長時間置かないで下さい。
熱で置いたものや床材が変色することがありますので、お避け下さい。
商品によっては、安全装置のサーモスタットが動作し、床表面温度が低くなる場合があります。
温水式の場合、パイプが傷ついてお湯漏れしたりしませんか?
通常の生活において、床に物を落とした場合にパイプが傷つくことはありません。
ごくまれに、フローリング等の床仕上材をつきぬけて破損した場合パイプが傷つくことがありますが、ほとんどないと思います。
ホルムアルデヒドは心配ないですか?
ホルムアルデヒドの放散基準で安全なレベルを取得しているメーカーの製品を使用します。
弊社が使用するメーカーは、建築基準法(シックハウス対策に係わる法令)を遵守し、JISおよびJASによるホルムアルデヒド発散区分がF☆☆☆☆の材料を使用しています。
ホルムアルデヒド発散区分表 ※発散区分表の新版は修正しだい掲載いたします。


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